ご家庭の蛇口やバルブ、自分で交換の場合の外し方!

ご家庭の水回りには必ずと言っていいほど蛇口やバルブが付いていますね。長年使って蛇口のメッキが剥がれ錆びてしまって見苦しかったり、もうちょっと使いやすいオシャレな蛇口に替えたいときに自分で交換できたら良いですね。

もちろん故障の時にも知識があれば不安になることもありません。そんな時の為のノウハウや工具類をご紹介いたします。


蛇口とかバルブってどういうもの?

水道管の末端についているのを蛇口、中間についているのがバルブと呼ばれています。どちらも水圧がかかっている水の流れを調整するもので、いろいろな種類があります。蛇口は大きく単水栓と混合栓に分かれます。単水栓は一つの水道管からそのままの水を出し、混合栓は二つの系統の管(ご家庭では給湯管と水道管)からの水を混合して出します。

それぞれ壁付け型やデッキ型等、水道管の配置によって様々な種類があります。バルブでは水道の配管には主にストップバルブとボールバルブが使われて、水道メーターの所にはスリースバルブが使われています。またシングルレバー混合栓にもバルブカートリッジがついています。

ストップバルブはハンドルを回してコマを上下させて流水量を微調整するのに適していますが、コマがゴム製品の場合は常時熱水が流れる配管等はコマが変形してしまうなど不具合が起こる場合があります。ボールバルブは弁の形が球形で中心に穴が開いておりレバーで90度開閉することで水流を調整しますが構造上の関係で水圧の微調整には向いていません。

蛇口やバルブの交換の前に確認すべきこと!

水道管にも径の大きさに違いがあります。基本的に径の合わないパーツは取付できませんので水道管の口径を確認することが第一です。蛇口やバルブを外して実測するのが確実ですが、既存設備の型番で調べることもできます。

バルブ類の種類も既存のものに合わせた方が間違いがないでしょう。また交換が水漏れが原因の場合はパッキン等の交換で済む場合もありますのでご確認ください。

バルブの交換の仕方と必要な工具。その前に本当にバルブ交換が必要?

バルブは大抵見えない場所か目立たない場所にあるのでオシャレで交換という方は少ないでしょうが、水漏れの場合はパッキン類の交換で済む場合もあります。配管の素材によって工具も変わってきます。塩ビ管等壊れやすい材質の場合は無理に力を入れると破損する場合がありますのでご注意ください。

バルブ交換で必要な工具は付けられている場所により各種形状のレンチが必要です。また水道管の種類によっても使う工具が違います。鉄管の場合はパイプレンチも必要ですし、狭いところではコーナーレンチも必要になります。

一度に複数のレンチを使いますので難易度が高いです。

工具をそろえ、交換する手間暇を考えると本職の設備屋さんを呼んだ方が安上がりの場合もありますので、今回は比較的簡単な水道管類を弄らないキッチンやトイレ、洗面所のシンク下のバルブ交換のみ説明します。必要な工具はワニ口レンチ(ウォータープライヤー)、モーターレンチか大きなモンキーレンチ、マイナスドライバー、パッキン類です。

新品と交換する場合はパッキン類は付属しています。交換手順は水道メーターの所にある元栓のバルブを閉めてからレンチ類でバルブを緩め、新しいバルブと交換します。パッキン類を交換して外した時と逆の手順で取り付けます。

蛇口の取付。単水栓の場合

ご家庭では単水栓は主に洗濯機用や庭の散水栓に使われています。交換に必要な工具は水栓取外しレンチ(あれば便利)、掃除用の小さなブラシ、シールテープです。交換手順はまず水道の元栓を閉めます。古い水栓を反時計回りに回し外します。

このとき水栓取外しレンチがあれば楽に回せます。水栓を取り外したら水道管にこびりついたシールテープをブラシでこそげ落とし綺麗にします。新しい水栓にシールテープを時計回りに巻き、水栓を時計回りに取付ます。

蛇口の取付。混合栓の場合

混合栓は取付場所で主に三つに分けられます。壁付け、デッキタイプ、ホールタイプです。それぞれ使用する工具が変わってきます。壁付け型の取付で使う工具はモーターレンチ、大きなモンキーレンチかウォータープライヤー、シールテープと小さなブラシです。

まず元栓を閉めてから、古い蛇口を外します。本体と偏心管(ハの字になっている管)をモーターレンチ等で外します。その後偏心管についている座金(偏心管と水道管の接合部を覆うカバー)を手で反時計回りに回して外します。

次に偏心管を反時計回りに手で回し外します。

水道管に残ったシールテープ等をブラシで綺麗にしてから新しい偏心管を取り付けます。まずシールテープを巻くのは単水栓と同じです。二つの偏心管を時計回りに手で取付けます。本体と位置を合わせをしてから偏心管と本体をレンチ類で締めます。

最後に座金を締めます。デッキタイプの取付で使う工具は水栓スパナ、立水栓取付けレンチです。デッキタイプはシステムキッチンやバスルーム、洗面台などに使われていてピッチ幅が違うものは基本的に取付できません(ピッチを変更できる万能タイプもあります)。

メーカーにより取付方法が違う場合がありますので取り扱い説明書を参考にしてください。ワンホールタイプの取付で使う工具はレンチ類、ワンホールタイプ水栓用 汎用脱着工具等、メーカーにより特殊工具が必要な場合もあります。

主にシステムキッチン等に使われています。こちらもメーカーにより取付方が違う場合がありホールの形状サイズなどでアダプターが必要な場合もありますので、取り扱い説明書をご参照ください。

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シングルレバー混合栓のバルブカートリッジの交換の場合

シングルレバー混合栓でレバーが固くなったり吐水口から水が止まらない場合はバルブカートリッジの劣化が考えられます。バルブカートリッジは消耗品でもありますので、不具合が出た場合は交換が必要になります。交換で注意することは機種によりバルブカートリッジの種類が違いますので本体の品番で適合するものをご用意ください。

交換工具はウォータープライヤー、モーターレンチ等や適合する六角レンチやプラスドライバー、ピンセットなどが必要です。メーカーにより特殊工具が必要で、締め付けナットが固いのでモーターレンチが必要な場合があります。

必要な工具類は取り扱い説明書でご確認ください。

蛇口とバルブの交換。まとめ

蛇口では壁付けタイプの交換等は簡単でDIY初心者向けですが、デッキタイプやワンホールタイプは比較的難易度が高めです。シングルレバー混合栓のカートリッジバルブ交換はメーカーにより難易度に差があります。

パーツによっては入手に時間がかかる場合もありますので余裕をもって下調べが必要になります。